干支と西暦の山に登る荏原山歩会だより


上高地散策


【日 程】2007年1月20日
【山 域】北アルプス
【山 名】上高地 1500m
【地 図】

「この地図の作成にあたっては、国土地理院発行の数値地図25000(地図画像)、50mメッシュ(標高)を使用しました。」
国土地理院の成果の使用・複製に当っては、規定を守って下さい。
ルート記入はカシミールで作成しています。

【交 通】平湯までマイカー、平湯→中の湯バス
【水 場】−
【メンバ】富山橋他、合計6人
【天 候】晴れ
【タイム】今回、9:30〜14:30
     
     


厳冬期に上高地へ行こう!と云うところですが、残念ながら今年は暖冬で山の寒さも今一、それでも
天気が良ければ展望は楽しめるはず、と云う事で出かけて見ました。

朝6時町内の公民館前発、途中食事休憩などして8時過ぎに平湯温泉着、バス乗り場の駐車場に車を
止め、8:45頃発の松本行きバスを待ちます。登山スタイルの人は15−6人もいたでしょうか、
平湯側は車が少なければ人も少ないというものです。

バスにXCスキーを持ち込んだのは私だけ、他の人はスノーシューがほとんど、我が隊の他の人はカン
ジキも混じっています。
中の湯で下車して新しくなった釜トンネルに入ります。30分ほどで急坂のトンネルを抜けると除雪
された道にも積雪が続く様になっており、XCスキーで歩行開始でした。

すぐに焼岳が見え始め、大正池に到着、それほど寒くないと思ったのですが、目の前の池の先には樹
氷の林が広がっていました。雲が少し厚目ながら、穂高吊り尾根も展望出来ます。





大正池ホテルからは車道から離れ林間コースに入ります。遊歩道が有りますが当然見え無いので、ス
ノーシューで歩いた踏跡を追いかけます。
もう下山して来る人に出会いますが、どこかにテン泊でもしていたのでしょうか、ホテルなどは営業
していないはずです。

池の畔に出た所が撮影ポイント、大正池の枯れ木・柳の林・焼岳のバランスを上手く撮れば綺麗な写
真になる所です。
1−2枚撮影しょうとしたら、手元が狂ってカメラがポロリと雪の中に落下、バッテリーエラーにな
って撮影不可能になってしまいました。そんな事も有ろうかと、予備のカメラを出して撮影、でも、
使い方が今一判らずで、撮った映像はこの程度のものでした。

更に林間を歩いて田代池方向に進みます。雲が薄くなって日が照り始め、前方に見える吊り尾根が綺
麗に見えて来ました。奥穂高の左に見える山は西穂高に続く山々でしょうか。

田代池に到着、池はほとんど埋まっており、川の様相になっていますが、樹氷の樹林が綺麗です。





ここからは遊歩道を離れて進みます。スノーシューやカンジキを持ちながら装着しない我が隊の者達
は、積雪が少ない上締まっていないので、あちこちでゴボゴボと踏み抜きながらの前進です。それで
もとうとう田代橋までたどり着きました。
この後はしっかりした遊歩道や林道になるのですが、今日はこの辺りで時間切れ、昼食タイムとしま
した。

今日は女性4人に男性2人、食べ物は誠に豊富、好きなものを選んで美味しくいただく事が出来まし
た。



下山は右岸の車道を利用します。しっかり除雪がしてありますが、XCで降りるには充分の雪も残って
おり、快適に下山する事が出来ます。
お陰で当初15:00のバスに乗る予定が、14:30分のバスに乗る事が出来、余裕の時間を温泉
タイムに使い、のんびりしてから帰途に付いたのでした。

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