干支と西暦の山に登る荏原山歩会だより
西暦の山 五龍遠見尾根 小遠見山 2007m
【日 程】2007年7月29日
【山 域】北アルプス
【山 名】小遠見山 2007m
【地 図】
【交 通】
【水 場】
【メンバ】富山橋他、合計人
【天 候】晴れ
【タイム】今回、
西暦2007年、それにちなんだ山として、標高2007m小遠見山に行って来ました。
ゴンドラとリフトを乗り継げば、残りは1時間30分ほどで登れる山で、どうにもつまらない山で
すが、この時期に登れば、花がそこそこ見られそうと云う事で、この時期に行って見ました。
ゴンドラを降りると、高山植物園が有り、いろんな高山植物が咲き乱れている。しかし、それは帰
りに時間が有れば立ち寄る事にし、リフトに乗り継ぐ。
8:30、リフト終点登山口
地蔵の頭には登らず、左を巻くルートに入ると、地蔵沼が有り、そこには自然の高山植物が有る。
クガイソウ、瑠璃色の花穂と輪生状の葉が特徴
シモツケソウ、この辺りではアカバナシモツケが多いとか
タテヤマウツボグサ、葉柄がほとんど無いのが特徴
オニアザミ、大形で蜘蛛の巣の様な毛と猛烈な刺が特徴
地蔵沼の範囲はわずか、すぐに本道に出てしまう。本道は樹林になっており、花は少ない。ブナも
多少有るが、見るべきほどの事も無い。
その樹林も潅木になり始めると、展望は効かないくせに、太陽だけは顔を見せて照りつけ、おまけ
に風が無いので暑い事この上ない。 ミヤマママコナ、米の粉の様な模様が有る?
クモマニガナ、2000m近い標高ならたぶん?
ホソバノヤマハハコ、葉の幅4−6mm程度、裏表とも毛が密生
ヤマブキショウマ、葉脈が綺麗に平行に並ぶ
10:00、小遠見山頂上 アクシバ、薄紫で反り返った花弁、突き出す雌雄のしべが特徴
オオコメツツジ、小さな白花のツツジ
キンコウカ、良く見ればユリの仲間だが、今一派手さが無いかな?
アカバナシモツケ?、種子にならないと区別は無理なのですが・・・
オオバノギボウシ、少々小さめでしたが
ハッポウタカネセンブリか、タカネセンブリ
ゴンドラを降りた所に高山植物園が有り、ここからはそこで撮影したものです。 イブキジャコウソウ
カライトソウ
タマガワホトトギス
ヤナギラン
ミソガワソウ
ヤマルリトラノオ、葉が対生するのが特徴
コオニユリ、葉が互生し、ムカゴを付けない
シコタンソウ
クロマメノキ
ハクサンフウロ
イワギキョウ
下山して出発しようとしたら、ライトつけっぱなしでエンジンがかからず、ブースターケーブルの
御世話になった。
いつも思うが、何故エンジンキーとライトは連動してないのかなぁ?、法律で決まっているのだろ
うか?