富山橋の山情報


2005年5月5日 上市町 中山


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今年の5月連休は飛び石連休になってしまい、3連休になったのは3−5日のみ、
その3連休も3日は奥美濃の野伏ヶ岳へ行き、4日は自宅で用事となって、大き
な参考は出来ません。それならば5日も近くの山で済ませようと、向ったのが中
山でした。

「この地図の作成にあたっては、国土地理院発行の数値地図25000(地図画像)、
50mメッシュ(標高)を使用しました。」
国土地理院の成果の使用・複製に当っては、規定を守って下さい。 
ルート記入はカシミールで作成しています。

今年は低山では大雪、高山帯は少雪と言われましたが、馬場島に通じる道路では
もうほとんど残雪を見る事は無く、ヤマザクラの花も相当高い所に見えていまし
た。
朝から視界も良く、剱岳が良く見えるので、人でもさぞ多い事でしょう。

8:20、馬場島の登山口 720m〜8:30
登山口は白萩川と立山川の合流個所に有り、駐車場も40−50台も止められそ
うな広い場所が有ります。
沢山の車が止まっているかと思ったのですが、県外車が2台のみ、思ったほどの
人気では無い様でした。

登山口から剱岳(下山後撮影)

この登山道はジグザグが右に折れる場所で剱岳の展望が開けます。その最初は登
山口で、圧倒する剱岳を見て上り始め、登るに従って少しづつ角度を変る剱岳を
展望を楽しんで登ります。

なかなかの急斜面を登りますが、登山道は綺麗にジグザグが切って有り、急登の
辛さは感じないはずです。いきなり鉄階段も有りますが、それも1個所だけ、展
望を見たり、木々を見たりとのんびりムードです。
タムシバ・オオヤマザクラ・ウリハダカエデなどの花が見えています。ブナは花
が終わり、新緑の葉と膨み始めた実を見せていました。

750m辺りから(下山時)

100mほど登った所から残雪が現れ始めました。この標高で残雪が出始めると
は、やはり去年より相当に多い様です。
昨日の踏跡か、しっかり深く残っているので、問題なく登る事が出来ます。しか
し、しばらく夏道から外れ直登している場所が有り、そこは下りでの転倒は絶対
許されません。
8:45 9:00

直登個所を過ぎれば傾斜も緩くなり、ブナの新緑などを見ながら少し行くと、大
きな杉の林立する稜線に立ちます。

急傾斜のブナ

10:10、五本杉 1140m
ここまで来ればもう急登は終わり、後は大杉を見たりブナの新緑を見たりして行
けば、もう頂上です。

稜線のブナ林

10:40、中山頂上
急登で降りて来る登山者に出会ったので、頂上には我々3人だけ、剱岳が全容を
見せて歓迎してくれました。
何はともあれ、雪テーブルを作って昼食宴会の準備、今日はゆっくりと頂上を楽
しむ事とします。

頂上から

12:00、下山開始
下りの危険個所は無事通過、花を愛で無事下山する事が出来ました。

4:20、登山口


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