干支と西暦の山に登る「荏原山歩会」だより


1月1日
富山県大沢野町 猿倉山(345m) 小佐波御前山(754m)


干支の山をだけでは簡単過ぎるとし、その先の小佐波御前山までの元旦登山でした。
今回は「荏原山歩会」の他に、ネット仲間のワタスゲ夫(略してスゲ夫)さんの参加が有り、
シゲどの、タカさま、ヤスさま、キコさま、富山橋2、富山橋の7人の山行でした。
又、途中で酒呑老子夫妻、チョウカさんとも出会うと云う、元旦から出会いの多い登山にな
りました。

未明の4:30頃、公民館前に集合、大沢野の猿倉スキー場へ。天候は時々小雨と云う感じ
でしょうか、今日は雨が降っても雪が降っても、行ける所までは行くと云うのが前提で、天
候にかまう事無く直行です。
スキー場に入り駐車場に近付くとガスが出て来て前方の視界不良となり心配になりました。

駐車場に着くと一台の車が先着していました。見ると、スゲ夫さんでした。
準備を整え歩き始める頃には視界もいくらか良くなり、眼下の富山平野の明かりが見えてい
ました。

元旦朝の街明かり


05:15 出発
取り付きは階段です。うっすら残雪が有りますが、歩行に差し支えるほどの事は無く、一息
で猿倉山頂上です。
頂上には、無用の長物(と聞いている)風力発電設備が有ります。トイレと立派な祠が有っ
て、ここらは遊園地の様になっている様です。
まずはこの祠で今年の初詣をしました。

しばらく車道を下ると右手に登山道が出て来ます。登山道もわずかに積雪が有ったり途切れ
たりで、御前山辺りまでは歩くには支障が有りませんでした。

06:20 御前山(559m)
小佐波御前山までの中間点に有り、トイレや東屋が有ります。頂上は登山道から少し離れて
いるので、立ち寄らない事にしました。
実は、今日は11時から町内の新年会に参加しなければならず、所要時間を考えると少々時
間不足が心配なのです。

御前山を越えると車道を行く様になり、いくらか積雪が多くなって雪上を歩く様になりまし
た。でも、前日までの踏跡がしっかり付いているので、カンジキなどは不要、夏道と変らな
い速度で進む事が出来ました。
この頃からヘッドランプも不要になり、天候も曇りか小雪がちらつく程度と、何となく穏や
かな感じが出てきました。

獅子ヶ鼻岩への道は踏跡が残っていませんでした。
その分岐を過ぎてももう少し車道の様な道を行き、やがてようやく登山道らしき急登が出て
来ます。しかし、その急登も長続きもせず、頂上まで0.6Kmの標識が出て来ます。
辺りの木々の背丈が低くなり、展望が開いて眼下の神通川に沿う国道や民家が見えています。
又、飛越境の山々も見えていました。

もうすぐ頂上

07:25 小佐波御前山頂上(754m)
目の前に少々太めの樹林が見えて来ると、三角点の頂上です。その先に石碑(や小屋などが
有った事を忘れていました、そこまで行けば良かったか?)などの有る頂上が有りますが、
今回は時間の関係でここまで、テェルトに潜り込んで小宴会とする事にしました。
時間は無いものの、宴会は結構楽しいものでした。スゲ夫さんの土鍋おでんは、冬にはなか
なかいけるものでした。

記念撮影 満員のツェルト、でも暖かいよ
土鍋でおでん料理



少々お神酒を頂き、そそくさと帰り始めたのは残念でしたが、途中で日の出に会い、酒呑老
子夫妻、チョウカさんとも出会ったのは嬉しい事でした。

2004年元旦の朝日

時 間:
4:40荏原公民館−5:00猿倉スキー場駐車場5:15−6:20御前山−7:25小佐波御前山頂上8:15
−9:40駐車場

登山道:有り

水 場:スキー場



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