干支と西暦の山に登る「荏原山歩会」だより

２月３日
雪山山行　富山県上市町　鍋冠山　９００ｍ

「荏原山歩会」キコさま、富山橋２、富山橋の３人での雪山山行でした。
しっかりした除雪は上市町西種集落終点、その先骨原まで一応除雪はしてありますが、駐車場が無いので、西種入口の道路脇に駐車して歩き始めました。
骨原の集落口に別荘らしき建物の前から、私はテレマーク、２人はカンジキを着け林道に入りました。やがて５０年以上と思える鬱蒼とした杉植林が続き、見る物は全く無いと云う林道です。途中から本道を外れ左の小林道に分岐して少しは気分転換を図りますが、ここも一部に雑木林が見えるだけで、気分は変わりませんでした。
小林道が終点になると、右上に見える林道に向かって登り、再び本道歩きです。杉植林は尚も続きます。
杉植林が途切れた感じになるのは、６７０ｍ峠の林道分岐辺りで、ここでは杉植林がまだ大きく育っていないので視界が広がります。やがて左手前方に剱岳の姿が見えてきますが、今日は曇りで空も山も白くなて、境のはっきりしない展望でした。
２ｍ余りもの屋根雪を載せた植林作業小屋を通りすぎ、もう一度林道分岐を左に進むと、ようやく鍋冠山への取り付きが近くなります。
山頂まで杉植林まで覆われた斜面は急斜面でもあり、スキーを付けては登る事が出来ず、私もここでカンジキに切り替え、頂上にたどり着きました。
頂上ではカモシカの出迎えを受けたのですが、残念ながら展望は出迎えてくれず、我々はツェルトに入って昼食会を楽しんだのでした。

空との境界がはっきりしない剱岳

時　間：
7:00荏原公民館−8:00西種−8:10骨原−9:40(670m)峠−11:00鍋冠取付−11:40頂上13:30−15:30骨原

登山道：無し（藪漕ぎ２０〜３０分）

水　場：沢水有るが、西種で用意

「２．５万地図」
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４．７ｋ×１．２ｋの二本杉の南東９００ｍピーク