干支と西暦の山に登る「荏原山歩会」だより


「干支の山旅」 福井県勝山市 赤兎山 1629m


【日 程】1999年6月13日
【山 域】白山、福井石川県境
【山 名】赤兎山(あかうさぎやま)1629m
【地 図】1/2万5千:願教寺山
【交 通】マイカーで、H北陸道丸岡ICからR416・・R157か、R1
     57で石川県白峰村から勝山市小原の林道終点1150mまで
【水 場】取り付口、小原峠手前の沢水
【メンバ】「荏原山歩会」メンバ、11人
【天 候】晴れ
【タイム】今回  =登り1:45・頂上と食事2:25・下り1:10
     ガイド本=登り1:40           下り1:00
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「荏原山歩会」恒例、今年の干支の山登山としてこの山に登る事になりました。
取り付は今回の勝山市小原と大野市鳩ヶ湯に有り、小原は1000mを越えた所
から取り付くので所要時間1:40と、少々物足りないかも知れません。
しかし、牛年も虎年もそうだった様に、干支の山は登山として物足りない事が多
くなりそうなので、それも良しと思い今日は「のんびり散歩」を決め込む事にし
ます。

04:10荏原公民館発→06:20丸岡IC〜6:40→07:00勝山市街

勝山市街に入って金沢方向の案内に従って左折、やがてR157のトンネル手前
に出ます。竜波川を渡る橋で大きくUターン直後右に分岐して林道に入り、小原
集落を通り抜け、やがて未舗装道路ながら整備の良い林道を登って行きます。

07:40 小原林道終点、駐車場、登山口
取り付口の100mほど手前に、車50台以上も駐車出来そうな広場が有り、す
でに数台の車が停めて有りました。県外からの車も有る様で、我々の先を走って
いたのも三重の番号が付いていました。

駐車場


辺りは相当広い杉植林ですが、下刈りがされてないため、背の低い雑木林の様に
なっています。お陰で見晴しよく、小鳥のさえずりも多くてすがしがしい場所で
す。

07:50 出発(1150m)
祠と標柱が設置して有る取り付口から登り始めます。辺りは杉植林ですが、すぐ
ブナ混じりの雑木林に変り、細いながらブナ純林も現れ、グリーンシャワーを浴
びて快調に歩を進めます。腹の具合に変調を起していた三島さん、のんびり登る
と言っていた割には、結構早い足取りで先頭を行っています。

わずかですが山菜も出ている様で、例によって春田さん、タケノコ・ギボウシな
ど、昼のみそ汁の具にと、少々頂いています。
ミヤマカタバミ・サンカヨウ・オオバミゾホオズキなど、花も咲いていますがそ
れほど多くは見られません。

08:35 小原峠(1400m)
ガイド本で1:00の所を早くも小原峠に到着。(標高差150mに所要時間
1:00はおかしい)
大長山への分岐標識が有り、その方向に踏込むとしっかりしたブナが見えてる様
です。大長山へはここから2:30程度で往復出来様ですが、今日は時間が有っ
ても行く気は全く有りません。
石川県側に少し入った所に木の祠が設置して有り、小さな祠ながら木の色新しく、
今も歴史を守る人達の意気込みが感じられるものでした。

小原峠ブナ林


しばらく休んで頂上への登りにかかります。今までより少々きつい登りになります
が、大した事は無く、現れ始めた径70〜80p程度のブナなど鑑賞しながら登
れば、すぐに経ヶ岳分岐に着きます。

09:05 経ヶ岳分岐(1550m)
右に踏込むと一旦大きく下がった尾根が見え、登り返した先に幾つかのピークが
有り、一番高いのが経ヶ岳頂上との事です。

濃いピンクのツツジや白いタムシバの咲く雑木林をほんのしばらく登ると、頂上
手前、高木の無い風衝地帯に出ます。
ここからの展望が良かったので、頂上目前にしてで大休止になりました。まだ雪
をしっかり付けた白山が大きく、大長山のピラミダルな姿は指呼の距離に有り、
経ヶ岳も良く見えています。

大長山(おおちょうざん) 1671m


09:35 赤兎岳頂上(1629m)〜9:45
頂上には大きな木製の標識、方位盤が設置して有り山の同定が出来ます。なじみ
の有る山が少ないので覚えるのは難しいですが、越美境の山々や荒島岳もぼんや
り見えている様です。

まずは「荏原山歩会」のペナントを広げ、11人全員登頂の記念撮影をします。

赤兎山頂上



頂上から広がる高原に赤い屋根の避難小屋が見えています。頂上はその内に人が
多くなりそうなので、避難小屋付近まで行く事にしました。

10:05 避難小屋、昼食場所(1570m)〜12:00
小屋付近には池塘も有り、高山植物も見えています。最盛期には未だ早様ですが、
イワカガミとイワウチワが群生して咲いており、小さなミツバオウレン・ツマト
リソウも多く見えます。コバイケソウとニッコウキスゲは今年始めてのお目見え
でした。

頂上台地の避難小屋


避難小屋はトイレ付きで、この付近にのんびりしているなら女性も安心、もう少
し白山の見える所に行って陣取り、昼食の準備をする事にします。
今日はたっぷり時間が有ると予想していたので、缶ビールも多めに持って来てい
ます。冷たいビールで乾杯!、楽しい昼食時間の始りになりました。

楽しい昼食時間


初めは我々のグループ以外に3グループしかいなかったこの辺りでしたが、次第
に人が増え始め、我々が下山する頃になると100人近い人達で大賑いと云う、
大人気の山でした。

12:00下山→12:30頂上→13:10小原峠→13:40取り付口→14:50白峰温泉〜15:30
→17:40荏原公民館

後記
それにしても大賑わいの山頂で驚いてしまいました。手軽に登れるのは間違い有
りませんが、あそこまで人気が出るのはどうしてでしょうか。
富山にも赤兎山とよく似た条件の白木峰が有ります。林道が頂上直下に達し、風
衝地帯の頂上に湿原が有り、展望が良くブナ林も持っていますが、ニッコウキス
ゲの最盛期なら100人位は頂上に集る様です。
                             富山橋

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